パッチテストについて

こんにちは🌈

 

本日は金属パッチテストについてお話しします🏥

 

 

 

パッチテスト(金属アレルギー検査)とは

パッチテストは、原因と疑われる物質(被検物質)を皮膚に貼って反応をみる検査です。

接触性皮膚炎(かぶれ)の原因を確認できます。

かぶれはIV型アレルギーと言われる遅発型過敏反応で、原因物質に触れてから1〜2日程度経ってから症状が現れます。

アクセサリー・歯科金属にはいろいろな金属が含まれ、長年装用している間に体にアレルギー反応が起こることがあります。

アレルギーの原因を取り除くことにより皮膚疾患が治癒あるいは軽快することがあります。

 

 

検査できる金属の種類

当院ではアクセサリーや歯科治療で使用される以下の金属を調べることができます。

 

 

 

※金属以外、例えば使用しているスキンケアなどの検査も可能です、その場合はご持参頂ければ可能ですが、

まずは診察でご相談ください。

 

 

 

 

パッチテストのスケジュール

パッチテスト当日・48時間後判定・72時間後判定・1週間後の検査が必要となります

判定日が休診日と重ならないようにパッチテスト当日は月・火・水曜日に実施しています

 

 

 

  1. パッチテストの方法
  2. 二の腕内側の正常な皮膚に、パッチテスター試薬のテープを貼ります。
  3. テープは48時間は貼り付けたままにします。 2日目(48時間後)に再診して頂き、 パッチテスターを剥がし判定します。
  4. その後、3日目(72時間後)、1週間後に来院していただき判定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

⚠️パッチテストの注意事項👨‍⚕️

 

●パッチテストを実施しても原因物質が特定できない場合があります。

●疑われるアレルゲンに対して陽性反応を示した場合は、テスト部位に痒み、赤み、ぶつぶつができることがあります。

●判定後、反応が強く出るとしばらく赤み、かゆみが続きテスト部位の皮膚が着色されることがあります。

●内服中の方はご相談ください。ステロイドや免疫抑制剤などを内服されている場合は正確な判定ができない可能性があります。ステロイド外用薬は検査部位以外であれば塗布して頂けます。

●汗をかいてしまうと試薬のテープが剥がれてしまう可能性があるため、激しい運動はお控えください。

(原則、夏季は実施しておりません。)

●検査部分に強い痒みを感じることがありますが、掻きむしったり、自己判断で試薬のテープを剥がしたりせず当院受診してください。

●試薬のテープを除去した後は検査部位がわかるように油性ペンで印を書きます。

 印が消えそうになったらご自身で印を書き足してください。検査部位を擦らないでください。検査部位に反応が出たら写真を撮り受診の際にお伝えください。

 

 

 

 

 

 

#博多皮膚科#福岡皮膚科#金属アレルギー#金属パッチテスト

 

 

2023年12月28日