こんにちは☺
本日はイオン導入について説明をします
イオン導入とは |
・微弱な電流を流すことで美容液の成分を肌の奥深くまで浸透させること
-と+は引き合いますが、-と-は反発をします。この反発の力を使い、 -イオンの美容成分の上から電極(-の電流)を当てることで押し入れます。
・手で塗布するよりも約30倍の浸透が期待できる |
イオン導入のメリット |
①皮膚のバリアゾーンを超えて美容液の成分を送ることができる |
②短時間で成分を吸収できる |
③痛みや刺激感がない(副作用はほとんどないと言われています) |
④比較的安価で施術を受けることができる |
当院ではプロビタリオンを使用しています。
イオン導入の機械では1,000~1,500Hzが多い中、プロビタリオンは10,000Hz✨
肌への刺激を感じることなく施術を受けることができます。
施術の頻度は2週間~4週間に1回が目安です。
美容施術後にイオン導入を行うと浸透率が更に上がるのでお勧めしています。
ケミカルピーリング、IPL、レーザーフェイシャル等と一緒にぜひお試しください!
施術とセットになるとイオン導入のお値段が1,000円引きになるのでお得です✨
こんにちは!
やまもとBLOGです⏰
今日は炭酸ガスレーザーについてお話します🙋♀️🏥
炭酸ガスレーザーとは?
炭酸ガスレーザーは炭酸ガスを発振物質としたもので、10600nmの波長をもち、水に吸収されやすい性質を持っています。皮膚に照射すると、皮膚組織内の水分に吸収されて熱を生じ、一瞬のうちに組織を気化蒸散させます。ほくろなどにあてると、その細胞に含まれた水分がレーザーエネルギーを吸収して蒸散作用で瞬時にほくろ、いぼなどを形成する組織を取り除きます。同時に周りの血管が熱凝固作用ですぐに固まるので出血はほとんどありません。また蒸散作用は皮膚の表面で深部までは届かないため、傷の治りが早いのも特徴です。
どんな機械をつかっているの?
当院で取り扱っている炭酸ガスレーザーは、シネロン&キャンデラ社のハイブリッドフラクショナルCO2レーザー(CO2RE)です。
CO2RE(コア)は、【スキャナー付き炭酸ガスレーザー】と【フラクショナル炭酸ガスレーザー】、2つの機能を持ち合わせた多機能な炭酸ガスレーザーです。
CO2REの2つのモードについて詳しくお話します⏬
【スキャナーモード】
通常の炭酸ガスレーザーは手元で調整して削るので、正確に均一に削ることは難しいとされています。
スキャナーモードは、皮膚を均一に削ることが可能です。均一に削り、深さも調節できるため、傷の治りを早くして、傷痕の残りを最小限にすることができます。主にほくろ、イボ、脂漏性角化症などの治療に使います。
【フラクショナルモード】
CO2レーザー(波長10,600nm)をフラクショナルにドット状に健常な皮膚を残しながら、照射することで、色素沈着などのリスクやダウンタイムを抑え、安全で効果的な肌再生治療を可能にします。
瞬間的に皮膚に微細な穴を多数開けることで、表皮の色素が除去され、穴が治癒する際に皮膚が収縮することで肌の自然な再生を促進します。 このように、ある割合でスキンリプレイスメント(肌の入れ替え)を行うことで、ニキビ跡や傷跡、毛穴の開き、肌質の改善、肌の若返りを可能にしたレーザーです。
※画像転載禁止
🌼料金
【炭酸ガスレーザー】
ほくろ・イボ除去 1箇所6600円(麻酔込)※テープ代は別になります
【フラクショナルレーザー】
両頬 22000円
全顔 44000円
CO2REほくろ・イボ除去施術当日の流れ
診察・同意書記入
↓
日焼け止め・メイクしていればポイントで拭き取る
↓
局所麻酔注射
↓
レーザー照射
↓
テープ保護
↓
会計
※再診は1週間後になります
フラクショナルレーザー施術当日の流れ
診察・同意書記入
↓
洗顔
↓
麻酔クリーム塗布(1時間別室で待機)
↓
レーザー照射
↓
テープ保護
↓
会計
※再診は1週間後になります
どちらの施術も完全予約制です!
まずは診察で先生にご相談されてください👨⚕️🩺
#美容医療#福岡皮膚科#博多皮膚科#炭酸ガスレーザー#CO2RE #ホクロ治療#博多美容皮膚科
当院では最新の医療脱毛機
ジェントルマックスプロプラス(熱破壊式)を導入しました!
GentleMaxPloPlus(ジェントルマックスプロプラス)従来の基本性能はそのままに、より大きいスポットサイズ、ハイスピード照射を実現した医療用レーザー装置です。波長755nmと1,064nmの2波長を1台に搭載し、表在性色素性疾患の治療と脱毛治療をより短時間で効率よく行うことが可能です。
★ジェントルマックスプロプラスについてご紹介します
・肌質・毛質に合わせた安全な脱毛
・厚生労働省で永久脱毛機として認可済み
・脇、VIOなど(濃い毛)への高い脱毛効果
・副次的な作用で美肌効果を期待できる!
・冷却ガス機能で肌へのトラブルが少ない
・冷たいジェル不要
・スポットサイズが大きく施術時間が短縮できる
『基本的な脱毛の仕組み』
①レーザー照射
②黒い色素に反応し熱が発生
③1〜2週間後に毛が抜けていく
★料金
医療レーザー脱毛は「痛みに耐えられなさそう…」というイメージがあると思いますが心配入りません!
効果の高さ・安全性にも十分に配慮した医療脱毛を行なっておりますのでご安心ください
気になる各部位ごとやコースのご案内は脱毛カウンセリング(¥3300)にて行なっておりますのでお問い合わせ・ご予約お待ちしております(*^_^*)
#医療脱毛#博多医療脱毛#福岡皮膚科#福岡医療脱毛#ジェントルマックス#ジェントルマックスプロプラス#博多美容皮膚科
昨年4月7日に開業して、初めての正月を迎えました。
年末年始のお休みをいただき、1月4日より診療しております。
(お休み中、予約システムのトラブルにより予約がされている状態になり
一部の患者様にご迷惑おかけしましたことお詫び申し上げます。)
旧年中はたくさんの皆様にご来院いただきありがとうございました。
本年も、初心忘れるべからず、また今年の干支にちなみ
虎のような勢いで駆け抜けていきたいと思います。
先日、近くにあります十日恵比寿神社へ初詣に行ってまいりました。
今年の運試しに福引きを行うと、「大当たり〜」の声(ハズレはないそうです)立派な縁起物を戴きました。
早速、診察室に飾って患者様に福が訪れますよう
見守って頂こうと思います。
今年も、親切、丁寧、安全な診療・対応をスタッフ一同心がけてまいります!
よろしくお願いいたします。
やまもと皮ふ科 院長 山本 雄一
スタッフ一同
にきび(尋常性ざ瘡)のお話
にきびができる原因は、性ホルモン、皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が関係していますニキビは、性ホルモンの影響で皮脂腺が発達し、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。この状態を「コメド(面ぽう)」(白ニキビや黒ニキビ)と呼びますコメド(面ぽう)の内側は、アクネ菌にとって発育に適した環境になっているので、コメド(面ぽう)の中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するために免疫が働いて炎症を起こすから、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。
1皮脂分泌の増加・・思春期など性ホルモンのバランスが崩れ過剰に皮脂が分泌します。
2毛穴の詰まり・・ターンオーバー機能の乱れから毛穴の出口をふさぐようになります。
3アクネ菌の増加・・アクネ菌は皮脂を餌にして増殖しニキビが炎症します。赤ニキビの原因となります。
ニキビの始まりは、小さな毛穴での皮脂のつまり。それが進んで赤ニキビになってしまったときには、すでに毛穴の奥では炎症を引き起こす物質が活発につくられています。
さらに悪化して化膿(かのう)すると、毛穴の奥にある毛包(もうほう)の壁が壊され、炎症を起こすさまざまな物質が周囲に流れ出ます。すなわち、コメド(面ぽう)を放置しておくと化膿したニキビがどんどん増えていきます。
ニキビ治療
🌟局所療法・・外用薬(抗菌薬・アダパレン・過酸化ベンゾイル)
施術(面ぽう圧出法、ケミカルピーリング)
🌟全身療法・・内服薬(テトラサイクリン系抗菌薬、マクロライド系抗菌薬)
🌟スキンケア指導・・スキンケアのアドバイス、生活指導など
ニキビの炎症がひどくなったり、むりやり自分でつぶしたりすると、毛穴のまわりの組織も壊されてしまい、元に戻らずにニキビ痕(あと)として残ることがあります。クレーターのように凹んだもの、皮膚の表面が盛り上がった凸状のものなど、できた部位や状態の違いでニキビ痕もいろいろありますが、どのニキビ痕にもいえることは、肌を元に戻すのは至難のワザということです。ニキビ痕の治療は特別な治療となるため、時間もお金もかかってしまいますし、100%満足できる結果は期待できません。
詳しく知りたい方は下記のサイトまでどうぞ
症状
・みずぶくれ、うみ・・1〜5ミリ程度の大きさの水疱や膿疱ができます。
・炎症・・・主に水疱や膿疱の周りに炎症反応が見られます。
・痒み・・・膿疱ができる部位にかゆみが見られる場合があります。
・爪の変形・にごり・・頻度は低いですが、爪の変形やにごりが見られる場合があります。
症状が出る部位
・手のひら・・・手のひらの中央、母指球、小指球などに見られます。
・足・・・・土踏まず、踵、足の縁などに見られます。
・その他・・まれに、手のひらや足の裏以外に膝などにもみられることがあります。
病気の原因
・扁桃炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎などの病巣感染や、歯科金属などの金属アレルギーが関係していることもありますが、はっきりとした原因は現在のところ分かっていません。
予後
・患者さんによって異なりますが、多くは平均3〜4年で軽快すると言われています。
治療方法
①お薬による治療・・お薬による治療では、外用療法を中心に行います。外用療法であまり効果がない場合には内服治療や注射を行います。
②紫外線による治療
・PUVA(プーバ)療法・・光に対する感受性を高める薬を塗った後に波長の長い紫外線を照射します。
・ナローバンドUVB療法・・中波長紫外線(UVB)の中でも治療効果の高い狭い領域の波長を照射します。
・エキシマランプ・・特定の領域のUVBで、狭い範囲に照射するのに適しています。
その他の治療
・明らかな扁桃炎の関与が疑われた場合、扁桃腺を摘出することで、掌蹠膿疱症がよくなることがあります。また、虫歯、歯周病、歯科金属アレルギー、中耳炎が原因となっている場合は、それらの治療を行うことで掌蹠膿疱症が軽快することがあります。
🌟掌蹠膿疱症の患者さんは喫煙者が多いと言われています。喫煙と掌蹠膿疱症は何らかの関係があると考えられます。禁煙すると症状が良くなるかどうかは証明されているわけではありませんが、健康のためにも禁煙をすることをおすすめします。
何か気になることがありましたら、お気軽に当院へご相談ください。
掌蹠膿疱症について詳しく知りたい方は↓
https://www.maruho.co.jp/kanja/
今日もジトジト蒸し暑い日が続きますね。
早く、梅雨明けしないかと待ち遠しい日々です。
そんなジメジメした気分を一掃してくれる素敵な絵を待合室に飾らせて頂きました。
作品は「星降る夜」というタイトルで作者は大場寿子先生です。
大場寿子先生は、福岡県筑紫野市にギャラリー「風の木」を構えられ、CWAJ PRINT SHOW出品など受賞歴多数で九州国立博物館にて展示・制作実演され、各地で講師としても活動されています。先生の作品は、ペーパースクリーン版画という日本で生まれ日本で育った現代版画です。日本古来の「捺染」、「倭絵」、「紅型」等の技法に「謄写版」の技法、それに先生が発見工夫して得た「特殊な技法」を混じえて表現されます。和紙の繊維を透かした柔らかな質感があり、独特なマチエールと、色鮮やかな多彩なグラデーションが生まれます。版が残らず後刷りすることが出来ないため、作品に希少性が生まれます。(←http://keisukeandhisako.comプロフィール抜粋しました。)
作品を見ていると、何層にも折り重ねられた青色のグラデーションが心を癒します。
額縁と表装は夫でもあり同じ版画家の大場敬介氏の作品です。微妙な青の大理石が散りばめられた額縁と三つの段差をつけた奥行きを感じさせる表装は作品をさらに格上げし、見る人の心に深く感じさせられるものとなっています。素晴らしいマリアージュとなっています。
是非、来院された際には素敵な作品をご覧ください。
当院ではアレルギー検査を行っています。
アレルギーが疑われる症状かどうかは医師の診察にて判断いたしますが、アレルギーが疑われる症状がない場合は自費診療となりまのでご承知ください。
特異的Ig E測定
アレルギーの中にもいろいろなタイプがありますが、代表的なものがIgE抗体を介したアレルギーです。血清中の特定の抗原に結合する抗体があるかどうか調べるのが特異的IgE測定です。ダニ、ハウスダスト、花粉、カビ、動物などの抗体があるかを血液検査で調べます。
パッチテスト(金属アレルギー検査)
接触皮膚炎(かぶれ)の原因を確認する方法です。かぶれはIV型アレルギーと言われる遅発型過敏反応で原因物質に触れてから1〜2日程度経ってから症状が現れます。アクセサリー、歯科金属にはいろいろな金属が含まれ、長年装用している間に、体にアレルギー反応が起こることがあります。アレルギーの原因を取り除くことにより皮膚疾患が治癒あるいは軽快することがあります。
アクセサリーや歯科治療で使用される金属の16種類(アルミニウム、コバルト、スズ、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、クロム、ニッケル、金、銀、銅、白金、亜鉛、鉄、水銀)を調べることができます。
パッチテストは、原因と疑われる物質(被検物質)を皮膚に貼って反応をみる検査です。
<テスト方法>
・パッチテスト用のシートに原因物質を染み込ませ、それを腕や背中に貼ります。貼っている間は汗をかいたり、濡らしたりしないようにします。
・2日後と3〜4日後の同じ時間に来院していただき、シートをはがし15分後に判定します。貼っていた部分が赤くなっていたり、腫れていたりすれば陽性と判断します。
*アレルギー検査について聞きたい、受けたいと思われる方はお気軽に当院までお尋ねください。
保湿剤によるスキンケアは、季節に関係なく、年間を通じて続けることが大切です。
保湿剤を正しく塗って皮膚を守りましょう!
保湿剤の役割・・健康な皮膚にはバリア機能があり、水分の蒸発や外からの刺激を防いでいます。しかし皮膚が乾燥した状態(ドライスキン)外からの刺激を受けやすくなります。
保湿剤は、皮膚の水分が逃げないように”ふた”をしたり、皮膚に水分を与えたりする役割を持っています。健康な皮膚を守るために、季節に関係なく、毎日保湿剤を塗ってスキンケアをしましょう!
・使用量の目安
軟膏やクリームは、人差し指の先端から一つ目の関節まで伸ばした量です。
ローションの場合は、一円玉大の量が約0.5gです。
フォームの場合は、ピンポン玉一個分です。
この量で手のひらの面積2枚分に塗れます。
・ティッシュが付く、テカる程度も目安です。
ティッシュが皮膚につく、または皮膚がテカる程度も使用量の目安となります。
基本的な塗り方
・手を清潔にして、保湿剤をとります。
・手のひらを使って、こすらずに、優しく塗り広げます。
塗り方の工夫
・入浴後5分以内に塗りましょう。保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後に塗るのが効果的です。できれば入浴後5分以内に早めに塗るようにしましょう。
・塗る前に皮膚を湿らせておきます。保湿剤は皮膚から水分が逃げないようにふたをする役割があります。そのため、保湿剤を塗る前に水や化粧水で皮膚を軽く湿らせておくと、十分な保湿効果が得られます。
・軟膏(ワセリン等)は寒い時期は固くなるので手のひらで温めて柔らかくしてから塗りましょう。硬いまま塗ると、皮膚を傷つけることがあります。
・お子さまへの塗り方はムラなく、マッサージするように優しく塗りましょう。くびれなど
も塗り残しのないようにしましょう。
保湿剤の選択・・・季節によって選びましょう
夏:さっぱりと使用感の良いもの(ローション、フォームなど)
冬:皮膚を覆う効果の優れたもの(クリーム、軟膏など)
保湿剤について、使用方法や保湿剤の種類など何でもお気軽に当院までご相談ください。
見た目も悪く、かゆみもつらく、その症状が繰り返されると何か内臓に病気でもあるのではないかと気になるものですね。
今回はじんましんの話をしたいと思います。
じんましんの特徴
じんましんは、赤み(紅斑)をもった小さな皮膚のふくらみ(膨疹)が突然できる病気です。
患者さんによって赤みやふくらみの症状は様々です。数十分〜数時間の経過で消えるのですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返すのが特徴です。
症状が現れてから6週間以内のものを急性じんましん、6週間以上のものを慢性じんましんと呼びます。睡眠を妨げるほどの痒みがあるので、特に慢性じんましんの患者さんにとってはつらい病気です。
赤み、ふくらみ、かゆみの仕組み
じんましんは、主にヒスタミンとよばれる物質により症状が起こります。何らかの刺激で皮膚のマスト細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管への作用により皮膚の赤みやふくらみが、神経への作用によりかゆみが起こります。
じんましんの原因
じんましんは4〜5人に1人が一生に一度は経験するといわれています。じんましんには明らかな誘因がなく自発的に症状が現れるタイプ(特発性のじんましん)と皮膚の摩擦や日光、寒冷刺激や温熱刺激、薬剤、運動、体温上昇などに対する過敏性によるもの(刺激誘発型のじんましん)があります。じんましんの診断は主に問診と症状に基づいて行われ、一律にアレルギー検査や血液検査などの検査は行いません。刺激誘発型のじんましんでは、誘因となる刺激を避けることが大事です。じんましんの誘因には様々なものがあり、思い当たる場合は、問診の際に伝えてください。
じんましんの治療
じんましんの治療の第一目標は「治療により症状があらわれない状態」、最終目標は「無治療で症状があらわれない状態」とします。じんましんの治療は、特定の刺激に反応してあらわれるタイプの場合には原因となる刺激を避けること、特発性のじんましんでは抗ヒスタミン薬などの薬物療法が中心となります。
特発性のじんましんは、症状を起こすヒスタミンという物質の働きを抑えるお薬が効きやすく、しばらく治療を続けることによって治ることが多いのです。原因不明だからと諦めずに、しっかり治療することが大切です。治療内容はじんましんの症状と効果に応じてステップアップします。症状がよくなってきたら治療内容をステップダウンします。
自発的に症状があらわれるタイプのじんましんに対する治療ステップ
ステップ①・・・眠くなりにくい抗ヒスタミンH1受容体拮抗薬(抗ヒスタミン薬は、脳内に入ると眠気や集中力の低下を起こすことがあります。新しい抗ヒスタミン薬は脳内に移行せず眠くなりにくいように作られていますので安心してください。)
ステップ②・・・ステップ①の治療+ヒスタミンH2受容体拮抗薬や抗ロイコトリエン薬など(保険適用外)
ステップ③・・・ステップ②の治療+ステロイド薬内服、抗体医薬(オマリズマブ)、 免疫抑制薬(シクロスポリン:保険適用外)内服
*速やかに症状の軽減を図る必要がある場合、ステップ①→ステップ③に進むこともあります。
抗ヒスタミン薬による治療の進め方
①治療開始・・毎日決められた量・回数・抗ヒスタミン薬を内服します。
②症状が軽くなってきたら・・医師と相談しながら、薬の量・回数をだんだん減らしていきます。自分の判断で急にお薬を中止しないようにしましょう。
③症状がなくなったら・・症状がなくなっても、しばらくはお薬を飲み続けることが大事です。治療を続けることで症状を予防できることもあります。
じんましんに影響を与えるもの、治療法についてはたくさんのことが分かっており、その多くの場合には抗ヒスタミン薬が有効です
日常生活で刺激となりそうなものに注意をしながら、焦らず治療を進めていけば、やがてお薬なしでも症状があらわれなくなることも期待できます。
じんましんについてもっと詳しい情報を知りたい方は下記のサイトへどうぞ。
ニキビをひと言で簡単に片づけないで、皮膚科に相談してください。